TTVC Developer の初期設定について(1.1.0以降)

TTVC Developer は Microsoft Visual C++ を利用しますので、それについての設定が必要です。 初回起動時は自動で設定画面が開きます。 2回目以降の起動で設定画面を開きたい場合は、メニューの[ツール]→[環境設定]で開きます。

Makeコマンド

Microsoft の nmake コマンド(nmake.exe)を指定します。 インストール場所やバージョンにもよりますが、 自分がデフォルトの場所にインストールしたVC++ の場合は以下になります。

C:\Program Files\Microsoft Visual Studio\2017\BuildTools\VC\Tools\MSVC\14.12.25827\bin\Hostx86\x86\nmake.exe

コンパイラ

VC++コンパイラである cl.exe を指定します。 自分がデフォルトの場所にインストールしたVC++ の場合は以下になります。

C:\Program Files\Microsoft Visual Studio\2017\BuildTools\VC\Tools\MSVC\14.12.25827\bin\Hostx86\x86\cl.exe

リソースコンパイラ

リソースを使う場合、リソースコンパイラを指定する必要があります。

C++コンパイラとは別の場所にありますので注意が必要です。 Microsoft Build Tools でのインストールしている場合、 コンポーネントは UWP 用 Windows 10 SDK (10.0.16299.0): C++ で 場所は以下となっています。

C:\Program Files\Windows Kits\10\bin\10.0.16299.0\x86\rc.exe

環境変数 INCLUDE、 LIB、 LIBPATH

これら環境変数を必要に応じて設定します。

環境変数 INCLUDE については以下を参照

https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/73f9s62w.aspx

環境変数 LIB については以下を参照

https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/6y6t9esh.aspx

環境変数 LIBPATH については以下を参照

https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/yab9swk4.aspx

自分の場合は以下となっています。

環境変数 INCLUDE

C:\Program Files\Microsoft Visual Studio\2017\BuildTools\VC\Tools\MSVC\14.12.25827\include;C:\Program Files\Windows Kits\10\Include\10.0.16299.0\shared;C:\Program Files\Windows Kits\10\Include\10.0.16299.0\ucrt;C:\Program Files\Windows Kits\10\Include\10.0.16299.0\um

環境変数 LIB

C:\Program Files\Microsoft Visual Studio\2017\BuildTools\VC\Tools\MSVC\14.12.25827\lib\x86;C:\Program Files\Windows Kits\10\Lib\10.0.16299.0\ucrt\x86;C:\Program Files\Windows Kits\10\Lib\10.0.16299.0\um\x86

自分の環境では環境変数 LIBPATH は使っていないです。

TTVC Developer 1.1.0 を公開しました。

http://childs.squares.net/program/ttvc_developer/index.html

TTVC Developer 1.1.0 を公開しました。変更点は以下になります。

  • 【機能追加】スクリプト(Squirrel)による拡張機能を追加した。
    • 環境設定の外部プログラムメニューをスクリプトで記述できるようにした。
    • ビルド中の各タイミングで処理を挿入できるようにした。
    • ビルドの依存関係を追加できるようにした。
  • 【機能追加】設定で x86コンパイラと x64用のコンパイラを設定できるようにした。
  • 【機能追加】ツールバーにコンボボックスを追加して、それでプロジェクト構成の選択を出来るようにした。
  • 【機能追加】タイトルバーのアイコンを(プロジェクト設定で)設定できるようにした。
  • 【機能追加】ツリービューのアイコンをシステムのアイコンも使うようにした。
  • 【機能追加】ツリービューのアイコンを TTVC Developer 独自のアイコンを使わないように設定出来るようにした。
  • 【機能追加】メニューにアイコンを付けた。
  • 【機能追加】読み込んだプロジェクトの履歴機能を追加した。
  • 【機能変更】新規プロジェクトを作成する際のダイアログのデザインを変えた。
  • 【機能変更】設定で nmake.exe を指定するように修正した。
  • 【バグ修正】複数のダイアログにおいて、OS のスタイルによってはデザインが崩れていたのを修正。
  • 【バグ修正】プロジェクト変更後に保存せずに他のプロジェクトを読み込んだ場合、読み込んだプロジェクトを変更済と認識してしまっていたのを修正。

ずいぶん間が空いてしまいましたが、その分修正も多くあります。このアップデートでかなり使いであるようになったと思います。

以降は Squirrel の拡張部分を更に広げていこうと考えていますが、その前に github 等にソース公開などを考えています。

次期バージョン1.1.0を開発しています。

次期バージョンの大きめの機能を追加した 1.1.0 を開発しています。 目玉の機能としてはスクリプトによる拡張機能を考えています。 スクリプトで細かい設定をしたり、ビルド前やビルド後に処理を追加したり、C/C++ソースファイル以外のファイルをMakefileで依存関係やら処理を追加したりと出来るようになります。 スクリプトのエンジンは Squirrel を使っています。 Squirrel に関しては既に他の自作アプリでの使用して結構良い感じになりましたので TTVC Developer にも追加しようとなりました。

TTVC Developer 1.0.1 を公開しました。

http://childs.squares.net/program/ttvc_developer/index.html

TTVC Developer 1.0.1 を公開しました。変更点は以下になります。

  • 【機能追加】クリーン機能を追加した。
  • 【バグ修正】ターゲット種類をスタティックライブラリに指定していた場合、メイクをすると内部エラーになっていたのを修正

スタティックライブラリが作れないバグは恥ずかしいバグですね。

TTVC Developer の初期設定について。

追記:1.1.0以降はこちらを参考にしてください。

TTVC Developer の初期設定について(1.1.0以降) - TTVC Developer 開発ブログ

追記終わり

TTVC Developer は Microsoft Visual Studio (Microsoft Visual C++) を利用しますので、それについての設定が必要です。 初回起動時は自動で設定画面が開きます。 2回目以降の起動で設定画面を開きたい場合は、メニューの[ツール]→[環境設定]で開きます。

コンパイラ

Visual StudioC++コンパイラである cl.exe を指定します。 インストール場所や Visual Studio のバージョンにもよりますが、 自分がデフォルトの場所にインストールした Visual Studio Express 2013 for Windows Desktop では以下になります。

C:\Program Files\Microsoft Visual Studio 12.0\VC\bin\cl.exe

リソースコンパイラ

リソースを使う場合、リソースコンパイラを指定する必要があります。 C++コンパイラとは別の場所にありますので注意が必要です。 自分の場合は以下となっています。

C:\Program Files\Microsoft SDKs\Windows\v7.1A\Bin\RC.exe

環境変数 INCLUDE、 LIB、 LIBPATH

これら環境変数を必要に応じて設定します。

環境変数 INCLUDE については以下を参照

https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/73f9s62w.aspx

環境変数 LIB については以下を参照

https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/6y6t9esh.aspx

環境変数 LIBPATH については以下を参照

https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/yab9swk4.aspx

自分の場合は以下となっています。

環境変数 INCLUDE

C:\Program Files\Microsoft Visual Studio 12.0\VC\include;C:\Program Files\Microsoft SDKs\Windows\v7.1A\Include

環境変数 LIB

C:\Program Files\Microsoft Visual Studio 12.0\VC\lib;C:\Program Files\Microsoft SDKs\Windows\v7.1A\Lib

環境変数 LIBPATH は使っていないです。

TTVC Developer 1.0.0 を公開しました。

どうも、 VC++ を使った簡易開発環境である TTVC Developer 1.0.0 を公開しました。

http://childs.squares.net/program/ttvc_developer/index.html

スクリーンショット

f:id:ttvc_developer:20160403142631p:plain

コレは何なのか端的に言いますと VC++ の cl.exe(コマンドラインコンパイラ)を使って、 主に GUI でプロジェクト管理をする為のソフトウェアです。エディタは付いていません。 お好きなエディタをお使いください。

開発の動機・経緯

簡単に言うと今まで Borland C++ Compoler 5.5.1 + BCC Developer + xyzzy で開発してたのだけど、 C++11 の機能を使いたいので VC++ 使わざるを得ないけど Visual Studio は重いし機能が多すぎて 自分の手に負えない自分で作った。って感じです。

2000 年前後あたりではまだ VC++ は無料ではなく当時学生だった自分にはちょっと 簡単には手を出せない代物だったのですね。C/C++ の勉強だったら Unix/Linux ってのはあったけど、 自分は Windows アプリが作りたかったのです。そこに現れたのが Borland C++ Compoler 5.5.1 で コマンドラインのみとは言え無料の C/C++ コンパイラというのは画期的だった訳です。 不便なコマンドラインツールのみだったので沢山補助ツールが作られまして、その一つの IDE であった BCC Developer は GUI によるプロジェクト管理としては個人ユースとしては豊富とは言えないものの 十分に使えるものでありましたので、Borland C++ Compoler 5.5.1 + BCC Developer + xyzzy という 開発スタイルが出来上がったのですね。

2005 年あたりに Visual Studio Express が無償で使えるようになりましたが、 その程度では自分は移行は考え無かったです。けど、Visual Studio 2008 あたりから IDE のエディタの補完機能等が非常に優秀だとか色々良くなってきたみたいですが、 それでもあまり移行は考え無かったですね。ただまあ、オープンソースのモジュールを使おうとすると、 ほぼ BCC に対応していないので自分でそのモジュールを(適宜修正と)コンパイルする必要があって、 流石にコレは面倒だなーとは思ってました。

その流れが変わったのが Visual Studio 2010 の C+11 対応でして、具体的に言うとラムダ式型推論ですね。 この辺の機能が使えると今までの C++ プログラミングが一気に変わる訳です。 前述のオープンソースの問題もあったので 2012 年あたりに開発環境を移行することを決意しました。 それからはまず自作ライブラリの移行からちまちまとやってたのですが、途中で放棄してしまい(理由は忘却) 再開したのが 2014 年の秋。TTVC Developer 開発に着手したのが 2015 年 1 月。 そこからまた休止したりして、今年の 1 月の正月休みから再開してなんとかここまできました。

他の開発環境と比べるとこじんまりした感じなのですが、 自分的には結構便利な物を作ったと思っていますので、 もし感性が合う方がいらっしゃいましたら使って頂きたいなあと思う次第です。